HDDが破損したらしく、Windowsが起動不能になった。
動作時異音がしていた。
そのHDDを外付けHDDにしてマウントすると、 RAW という状態で開くことができない。
ZAR X でスキャンしたら不良セクターもかなり発生していた。
ZAR X は、一度に 4フォルダのリカバリーまでならフリーのリカバリーツール。画像/ビデオファイルの復元はフリー。
リカバリー機能に加え、dd コマンドのように、不良セクターをスキップしながらディスクイメージをファイルに保存できる機能がある。
Select the recovery type
Data recovery for Windows and Linux
Physical disks and basic partitions で該当のディスクを選択して、More functions ...
Create image file
これで、img ファイルを作成した。
ZAR Xで、More functions ...
Load image file
img ファイルをロードしてスキャンするとフォルダツリーが表示されるので、4フォルダずつ復元できる(フリー版の制限)。
users フォルダ等を指定してもサブフォルダがあると4フォルダの制限で、NGとなる。サブフォルダを含め4フォルダしか指定できない。
作成した img ファイルは、OSFMount で仮想ドライブにマウントした。
Wondershareデータリカバリーは、img ファイルのロードができなかったので、仮想ドライブ化する必要があった。OSFMount は VMDK、ISO 含め、あらゆるディスクイメージファイルがマウントできるようだ。
Wondershareデータリカバリー未登録版は、合計 100MB までならファイルを復元できる。
「失われたファイルの復元」を選択して開始する。
「ファイルを復元する場所」にOSFMount でマウントした仮想ドライブを選択して、「ディープスキャンを有効にする」、ファイルシステムのスキャンを「NTFS」で開始ボタンを押す。
Wondershareデータリカバリー未登録版は、再起動しても前回までの復元ファイルの容量を覚えているので、100MBしか復元できない。
ZAR X フリー版は、毎回のスキャンに時間が掛かるが、再起動・再スキャンを繰り返せば、4フォルダづつ復元できる。
(スキャンは、250GBのディスクイメージファイルで、約30分かかる)