Windows Subsystem for Linux は,Windows 10 に Linux 稼働環境を追加できる。
WSL はコントロールパネルの Windows の機能の有効化または無効化でインストールする。
Windows 10 で動作するX-Window サーバ VcXsrv X Server をインストールすると GUI のデスクトップを表示できる。
VcXsrvをダウンロードしてインストールする。
VcXsrv X Server https://sourceforge.net/projects/vcxsrv/
Kali Linux (アプリ)はWindows ストアで「Kali」を入力して検索,インストールする。
Kali アプリを実行するとbash が起動する。又はコマンドプロンプトで,kali.exe を実行する。
C:\WINDOWS\system32>kali
update upgrade して,xfce をインストールする。Whisker Menuプラグインをインストールする。
sudo su -
apt-get update && apt-get upgrade
apt-get install -y kali-desktop-xfce xorg
apt-get install -y xfce4-whiskermenu-plugin
シェルスクリプト start-xfce を作成する。Windowsのアプリ vcxsrv.exe を実行後,xfce を起動する。xfce でログアウトで終了するとtaskkill.exe がvcxsrv.exe を終了する。
#!/bin/sh
/mnt/c/Program\ Files/VcXsrv/vcxsrv.exe :0 -ac -nodecoration &
export DISPLAY=localhost:0.0
export LIBGL_ALWAYS_INDIRECT=1
export NO_AT_BRIDGE=1
startxfce4
/mnt/c/Windows/System32/taskkill.exe /IM vcxsrv.exe /T /F
xfce を起動する。
./start-xfce
デフォルトのデスクトップ
セッティングでダークにカスタマイズする。
アプリランチャー(panel 2)は使わないので削除する。アプリメニュー(panel 1)は Whisker Menu にする。アピアランスはVibrancy-Kali-Full-Dark。
セッティングのPower Manager でディスプレイオフにならないよう調整する(never)。
キーボードレイアウトは,最初からjapanese になっていた。
Core i 3 mem 4GB のノートPCでも軽快に動作する。タスクマネージャーで見るとリソースの消費も少ない。
Kali linux のパッケージのインストールもできるが nmap が動作しない等色々制約がある。
apt-get install kali-linux-top10
デスクトップマネージャでは xfce と LXDE が起動したが,Gnome と KDE は起動できなかった。
xfce であってもコマンドプロンプト(コンソール)に沢山エラーメッセージが出る。安定性は分からない。